早稲田大学商学部伊藤嘉博ゼミナール
「環境経営と戦略マネジメントシステム」
このページでは、伊藤ゼミの活動について紹介します。
先生とゼミ生が語るビデオメッセージは以下よりご覧ください。
戦略マネジメントシステムとは?
どんなにすばらしい戦略を設定しても、それを実行するための手段が用意されていなければ、「絵に描いた餅」で終わってしまいます。戦略を日常的に遂行される業務活動に関連付け、その実現を支援するのが戦略マネジメントシステムです。
要するに戦略の実現をサポートするシステムのことです。
早稲田大学商学部伊藤ゼミでは、企業の環境戦略を中心に戦略マネジメントシステムのさらなる可能性を検討していきます。
伊藤ゼミってどんなゼミ?
会計コースですが、内容は経営学に近いことを学びます。「会計苦手なんだけど…」って人も大丈夫です!主に環境や戦略マネジメントについて様々な切り口からテーマを設定し、研究します。今年から三年生のインゼミでのテーマは一応管理会計に関係あるものとなっていますが、「利益が出ていれば管理会計」という先生のお言葉もあるので気負わず安心して下さい。具体的には現在3年生は「利益を生む女性雇用」や「ソーシャルメディア・マーケティングにおける有用性」、「民泊仲介企業における高齢者ホスティング促進戦略」、「地方都市におけるスマートシティ」などなどといったテーマで研究を進めています。
毎時間の活動ではグループごとにそれぞれが設定したテーマについてプレゼンテーションを行い、オブジェクションチームや4年生から質問やコメントをもらって、それをフィードバックしながら翌週の研究活動を行っていきます。
現在3年生は16期目にあたり、15人(男子10人、女子5人)が所属しています。毎年のゼミ生の人数は15人前後となっており、3、4人でグループを作ってテーマを決め研究しています。ゼミの間は、研究内容のプレゼンテーションとディスカッションを行うため、ゼミ生同士が仲良しなのがゼミの売りです!!また、4年生と一緒にゼミ活動を行っているので先輩とも仲良しになれ、就職や人生(?)のことなどについてアドバイスももらえて助かっています。
伊藤ゼミの特徴
・ディスカッション能力やプレゼンテーション能力を鍛えることが出来る
・インターゼミを通じた他大学、他ゼミとの交流が盛ん
・実務家をゼミに招いての意見交換(適宜)
・工場見学、企業訪問の実施(昨年はキリンビール横浜工場、一昨年はJAL羽田整備場の見学を実施)
年間の主なスケジュール
4月 | 基礎研究、論文の作成方法を学ぶ |
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5月 | 各自の研究テーマの探索 |
6月 | チーム決め |
7月 | 前期終了コンパ |
9月 | 秋合宿、工場見学 |
11月・12月 | インターゼミ(ゼミ早慶戦、慶應大+一橋大) |
1月 | インターゼミ(同志社大、学内)・新入生歓迎コンパ |
3月 | 卒業生追い出しコンパ |
伊藤先生のプロフィール
最終学歴 | 早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程 |
職歴 | 成蹊大学経済学部教授、上智大学経済学部教授、神戸大学大学院経営学研究科教授を経て、現在早稲田大学商学学術院教授。博士(商学) |
著書 | 『品質コストマネジメントシステムの構造と戦略的運用』(日科技連出版、2005年) 『スタンダード管理会計』(共著、東洋経済新報社、2009年)など多数 |
趣味 | おもちゃ、フィギュアのコレクション、旅行およびミシュランの星付きレストランの訪問など |
伊藤ゼミ出身者の主な就職先
三井住友銀行、積水ハウス、トヨタ自動車、商工中金銀行、三菱UFJ信託銀行、日産自動車、旭化成、大和証券、みずほ証券、GEキャピタルリソーシング、アクセンチュア、東京コンサルティンググループ、星野リゾートほか(順不同)